近年では「不動産投資」を手軽に始めれるため、お小遣い稼ぎや生活費のために行っている人が増えてきました。不動産投資とは、マンションやアパートを購入し、他人が賃貸することで「家賃収入」を得ることができます。
厳密に言えば、物件を取得してから売却して換金するまでのトータルの収益を追求する売却利益行為のことを言います。この不動産投資にはどういったメリット、デメリットがあるのでしょうか。
不動産投資をメリットとしてあげられることは多くあります。
私的年金と言えば、生命保険会社などの商品である「個人年金」や「財形年金」を思い浮かべる人が多いと思います。公的年金と貯蓄だけでは長い老後生活を支えていくことに限りがあります。
そのため、投資用マンションとして購入し、老後までに完済しておけば、老後に支給される公的年金と一緒に、安定した家賃収入を得ることができます。これは不動産投資する大きなメリットのひとつになります。
一軒家やマンションを購入した人は経験していると思うのですが、「団体信用生命保険」というものに加入することになります。投資用マンションも同じでローンで購入することで、「団体信用生命保険」に加入しなければなりません。
万が一、ローン返済中に死亡してしまったり、高度障害者になった時などの際でも、団体信用生命保険が適用され、ローン残高が保険から支払われます。残された家族は、債務がないマンションを持つことができるので、月々に安定した収入を得ることができるようになります。
他にも不動産投資するメリットとして「相続税対策」としてや「インフレ対策」としても大きなメリットがあります。
メリットがあれば、当然不動産投資にもデメリットもあります。
経年変化による建物の老朽化は避けようとしても避けられるものではありません。老朽化したままの建物をそのままにしておくと、入居者が退去した時に次の新しい入居者が見つからないという「空室リスク」が高まります。常に物件を最良の状態にしておく必要があり、それを維持するため「長期修繕計画」を検討しておきましょう。
投資した不動産価格が投資した時よりも価格が下落している場合は、損失に値します。
この状態のことを「不動産価格の下落リスク」と言い、不動産価格の下落リスクを避けるためにも、購入時に値下がりリスクの強い優良物件の確保やリフォームなどで老朽化を回避するという運営管理が必要になってきます。なので、不動産投資は個人的にするより専門家にお任せする方がセオリーと言えます。
今で説明してきた他にも不動産投資には細かいメリットやデメリットがあります。しかし、不動産投資は株式投資とは違い、ハイリスクハイリターンではないですし、不動産投資に失敗したとしても不動産としては残るので安心感があります。メリットやデメリットを頭に入れておいてから不動産投資を始めるようにしてください。