家を早く売却するためのコツ

生活環境の変化などで、家を売却しないといけない時は誰にでもあり得ることです。そんな時にすぐに売却したいと思っても、コツを掴んでいないとなかなか時間が掛ってしまいます。1日でも早く売却して、スッキリするためのコツをご紹介します。

地元に強い不動産会社を選ぶ

家を売却する際には、地元に強い不動産会社を選びましょう。買う側の立場で考えると地元のことを良く知っている不動産会社の方が頼りになるものです。つまり売る時にも、頼られやすい不動産会社を選ぶ必要があります。

取り扱いが多岐に渡る不動産会社ですと、あなたの家もその他大勢として扱われてしまいます。地元で少数の物件を扱う会社の方が大切にしてくれるものです。

値下げの幅は持っておく

買う側からすると、物件の値下げはどうしても期待してしまうものです。少額であっても値引きされたことでお得感を得ることができます。売却の際にはそのことも見越した金額を設定するようにしましょう。

自分の希望額ギリギリに設定してしまうと、交渉された時に断るか、自分が損をするしかなくなってしまいます。上げ過ぎはそっぽを向かれますが、多少の幅は持っておきましょう。

写真をしっかり撮る

物件を選ぶ時に、写真から得られる情報は重要です。特に部屋の中の写真を見ないことには、良いか悪いかの判断は付きにくいので、よほど条件が良くない限りは後回しにされがちです。

まだ住んでいると部屋の中の写真を公開することには抵抗があるでしょうが、モデルルームだと思ってなるべく撮影するようにしましょう。生活感は出ますが、その方が買う側も新居での生活を想像しやすいものです。

早さ重視なら買い取り会社に売る

とにかく早く売却したいのであれば、買い取りの不動産会社に売ってしまう方法もあります。しかしその場合、不動産会社は安く仕入れて転売することが目的ですので、あまり高値で売れないことは覚悟してください。

その中で、少しでも高額で売るためには複数の会社に査定をしてもらうことです。お部屋の傷についてマイナス査定をする会社もあれば、リノベーションをかけるので気にしないという会社もあります。

自分が少しでも納得のいく条件で売却できるよう、面倒がらずに慎重に売却先は選びましょう。

まとめ

売却する際の最大のコツは「買う側」の立場で考えることです。自分が買う時にはどうしてもらったら嬉しいかを考えてみれば、それほど難しいことではないでしょう。早めの売却のためにも買主に対して協力できることはなるべくしてあげるべきです。

愛着のある家だからこそ、急いでいたとしても良い人に売れるように、あなたも出来る限りのことはするようにしましょう。

マンションを買ってから後悔しがちな3つのポイント

マンションを購入する時に、全ての条件が完ぺきな物件というものにはなかなかお目にかかれないものです。どこかで妥協しなければならない部分は出てきますが、その妥協点を間違えると後で後悔してしまいます。

また、住んでみてから気が付いたデメリットもあるでしょう。そんな後悔しないために購入前によく考えて欲しいポイントをご紹介します。

日当たり

日当たりの良いお部屋は誰もが憧れる人気の条件ですが、同じマンションでも向きによって値段が全然違うということはよくあります。そのため、予算の兼ね合いから日当たりを諦める人もいますが、これが案外曲者です。

日中は家にいないから問題ないと思っていても休日に家にいる時や、洗濯物を干した時に日当たりの悪さはストレスになります。家に陽が射す時間があまりに短いと部屋全体がジメジメした感じになり、当然洗濯物も乾きません。

昼間から電気をすっと点けたり、乾燥機を使っていると電気代もかかるなど、じわじわとダメージが広がっていきます。

立地条件

マンションのそのものやお部屋が気に入っても立地がいま一つという物件もあります。駅から近い物件でもすべて好立地というわけではなく、住んでみると不便さを感じるものも多々あります。

買い物施設がない

スーパーやドラッグストアなど普段使いする買い物施設がないと、暮らしていくうちに不便を感じます。あっても仕事から帰る時間では閉店しているという場合もあります。

コンビニで済ませるから問題ないと初めは思っても、全てが揃うわけでもありませんし、段々と不便を感じることになります。結果、休日に遠出を強いられたりと余計な手間がかかります。

大通り沿い

駅から近く、賑やかなところにあるマンションでも、大通り沿いに建つものは注意が必要です。それはとにかく騒音が激しいことです。トラックがよく走るなら揺れるかもしれません。

日中はおろか深夜も交通量が多いようですと、窓を閉めても気になって眠れない人もいるでしょう。洗濯物も排気ガスが心配で外に出せない場合もあります。

管理費・修繕積立金

物件価格が安いので飛びついてみたら、不動産一括査定サイト管理費や修繕積立金が高かったというのはよくある話です。この条件のマンションが格安で買えるならと、ローンの支払いを基準に考える方は多いですが、毎月の支出を考えると管理費等の負担は無視できません。

しかもローンと違い、ずっとついてくるもですし、将来的にさらに値上げする可能性もあります。毎月の支出で考えたら結局、高くて良いマンションを買っても同じだったというケースもありますのでよく見極めてみてください。

まとめ

マンションを買う時に、条件だけを見てしまってその後の生活の想像が本当の意味ではできていないことがあります。たとえ気に入った物件でも、気になる部分があれば、本当に妥協して良い部分なのか検証してみましょう。

買ってからこんなはずではなかったと後悔しないためにも、じっくりと自分のライフスタイルも含めて検討してください。